台湾 バスバスたまにメトロ

2024年2月初台湾旅

台北2日目にして温泉♨️

今回の台湾旅行には5つの目的がありました。

猫空でお茶、温泉、故宮博物館、夜市、街巡り

猫空と温泉と故宮で1日一つずつ、3日間の昼間はこれで決まり。夜はそれぞれ夜市、間の時間で街巡りという予定で、バッチリではないですか。でも、1日目は猫空だけで終わり、意外と時間がないかも。

そして2日目、気温は今日も26度予想ということで、さらに一枚脱いで出かけます。

MRTで行けば良いものの、外が見たいのでバスに乗ります。行き先は、北投温泉!

 

バスの乗り方のポイントは押さえました。まず、Google mapでバス路線を確認。

バス停を見つけたら、路線図を撮ります。

乗車したら、Google mapで追跡しながら、停留所を路線図でチェック。

f:id:miomiumoon:20240319185726j:imagef:id:miomiumoon:20240319185733j:image台北車站から218番のバスで北投公園へ

 

台湾のバス停は、運行状況が細かく表示されるので、いくつか路線がある時には、早く来るバスに乗ります。バス停では手を挙げて乗ることをアピールしないと、止まってくれないこともあるとか。台北車站のような大きなバス停では、何台ものバスがやってくるので、目指す番号のバスを見つけたら近くまで行きます。ずっと遠くで止まって乗降が始まってしまうこともあるので、状況をよく見ていないとダメ。

と、1日でよくマスターしましたね。

 

バスを待っていると、台湾の方と思われるおばさまから尋ねられました。ここのバスは士林に行く?路線図を確認して、行きますよと答える。あれ?台湾人じゃないの?という顔をされるので、日本人ですというと、わからなくてごめんなさいと言われる。うん、アジア人同士もわかりませんよね。でも、我々に聞いて大丈夫かな、初台湾の2日目なんですけど。

 

バスが来て、やっぱりちょっと向こうの方に止まる。駆け寄って乗り込んで、ヨーヨーカーをタッチ、すぐ席に座る。バスの運転は荒いのでさっさと座らないと大変です。これで一安心。

北投温泉へGo

ここはどこ? 辿り着けない台北駅

動物園駅からバスに乗って一息ついたけど、それが間違いの始まりでした。猫空ですっかりのんびりしまい、まだホテルにチェクインもしていない1日目。しかもほとんど寝ていない状態で夜を迎え、バスに揺られるうちに眠気が。途中までは、バス停の名前をチェックしていましたが、気がつくと眠ってしまっていました。

目が覚めると、彼が一生懸命路線図の写真を見ていました。

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「なんだか路線図と逆に走ってるみたいなんだけど」おー、乗り過ごしたんじゃないかな!

急いで降りて、逆方面に乗り換えます。今度はちゃんと寝ずに台北駅へ。

しかし、駅からちょっと離れた場所なのか、あの巨大な駅が見えません。googlemapを頼りに歩いてみますが、見覚えのある場所がなかなか出てこない。とりあえず頑張って歩いてみます。やっと駅が見えて、ホテル到着はすでに21時。やっとチェックイン。ホテルがわかりやすい場所でよかったです。

f:id:miomiumoon:20240311212030j:image体育館のような台北車站

体力を使い果たして、これから夜市に行く元気がない。とりあえずどこかでご飯を食べようかと思ったけど、ホテルの周りのお店は皆閉まっていて、仕方なくコンビニへ。これでやっとゆっくり眠れます。

 

 

まだバスの恐ろしさを全ては知らなかった

猫空でのお茶もたっぷり楽しんだので、そろそろ一旦ホテルに戻ろう。猫空駅まで帰りは歩いてみました。

f:id:miomiumoon:20240309163056j:image多分一番近いバス停

f:id:miomiumoon:20240309163118j:imagef:id:miomiumoon:20240309163122j:imageお茶関係の看板がたくさん

もっと春になったら、山間の遊歩道を歩くのもいいですね。とりあえず今はバス通りを駅に向かいます。思ったより簡単に到着。

さて、このまま来た通りにロープウェイで帰ってもいいけど、同じ道を辿るのはなんだか勿体無い。バスはないかネットを探すも、よくわからないので、ロープウェイで帰ることに。

せっかくなので今度は水晶車廂に乗ってみました。おお、足元がスケルトン。

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どんどん暗くなっていく夕暮れ時の、山の中を進んでいきます。動物園駅に着いた時にはすっかり暗くなっていました。

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さて、ホテルまではMRT(地下鉄)を乗り継いで帰れば良いのですが、また訳のわからない癖が出て、バスで帰れないかなあ。バス停の案内を見ていくと、ありました「台北車站」これで近くまで帰れるはず。

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どこで降りるのか不安なので、車内の路線図を写真に撮って確認。よしこれでのんびり帰れるはず。

しかしバスの本当の恐ろしさを、この時はまだ知らなかったのです。

 

まったり烏龍茶時間

すごく久しぶりの、中国茶屋。邀月茶坊では、お茶セットが運ばれきて、自分で入れるところから楽しむタイプ。嬉しい❤️

席に案内してもらって、屋外と屋内を選び

もちろん屋外、階段状になっているので上、下どちらの席がいいと言われて、上の席を選びました。

f:id:miomiumoon:20240308102237j:image下を見ると本当に山の中

 

席には、お茶のメニューと、料理や点心のメニューがあります。料金体系は、茶葉代+お湯代(時間によって異なる✖️人数)で、席代などはなく、時間制限もありません。

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せっかくなので、オリジナルの生茶雪茶」を頼みました。

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中国茶は、日本茶と違って、何煎も飲むことができます。何煎も飲んでも、茶葉はたっぷり残りますので、残った分はお持ち帰りできます。

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入れ方の説明も日本語であるので、初めての方も大丈夫。テーブルには電気ポットがあり、お湯がなくなったら汲みに行きます。

猫空は鉄観音茶の産地。熱湯で淹れます。淡い澄んだ色のお茶はすっきりとした香りで、聞香杯を嗅ぎながら、リラックス♪ 

お昼を食べてから行ったので、お茶の料理は食べませんでしたが、茶葉を使った料理も色々あるようです。私たちはお茶請けに、カスタードあんの入った饅頭をいただきました。f:id:miomiumoon:20240308105303j:image

あー 何もない時間がゆったりと過ぎていきます。台湾1日目にしてなんとマニアックな過ごし方。でもこれがいいですね。お茶を入れては、香りを楽しみ、飲むことの繰り返し。2時間ほどゆっくりして、頭からすっかり日常が消え去って。これぞ海外旅と満喫しました。

 

辿り着けない茶芸館(涙)

バスで10分程度と聞いた茶芸館は、降車場所がわからず、なかなか辿り着けません。ネットの情報を見直しましたが、最寄りのバス停については書かれておらず。

もう一度、チャレンジでバスに乗ります。一生懸命に話し合う私たちを見かねたのか、乗客のおばさまが話しかけてくれました。あら、もう過ぎたわと教えてもらい、とりあえずバスを降りて、歩いて戻り始めました。すると後ろから来たバスが、乗れとジェスチャーしてきました。とりあえず乗り込みましたが、運転手さんはとにかく乗ればかりで、尋ねようとしても教えてくれません。あの狭い山道を猛スピードで走るためなのかな。

必死で道の両側を見ていると、最初に乗った時にも見た茶屋の入り口らしき横道が。でも名前がないんだよな、と思ったら、角度が変わったら看板が見えました。あ!ここだ!!

というわけで、降車ボタンを押すとバスはすぐに止まりました。

停留所じゃないのに、そういえば、途中で降りてた人もいたな。日本にもある乗降フリー区間のような状態なのでしょうか。とにかく見つかって良かったです。

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横道を入っていくと、何ヶ所かさらに道が枝分かれして何軒もの茶芸館があるようです。さらに進むとありました、邀月茶坊。

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魔のバス初乗り 猫空茶芸館への道

どこの海外でも、日本国内でも知らない街だとバスはハードルが高いですよね。

送迎のガイドさんも、バスは運転が荒いのでお勧めしませんと言っていたし。

頭がよく働いていなかったせいか、単に調べ不足か、猫空駅から目指す茶屋までが大変でした。普通なら陥らないと思う話しなので、笑い話です。

 

f:id:miomiumoon:20240304111154j:image駅にあった茶芸館マップ

いろいろ茶屋はあるようですが、24時間営業というのに惹かれて「邀月茶坊」を目指しました。ネットでの情報では、徒歩で山道を20分、バスでは10分とのことなので、山道20分は今は無理と思って、バスを探して発見。

バスの表示版には降車地のヒントなし。でもバスは合っているはず。

たくさんの人が乗ります。きっと茶屋に行く人もいるね、みんなの動向を参考にしようと思いながら乗り込みました。ヨーヨーカーをタッチして立っていると、バスは発車。

これがガイドさんが言っていた荒い運転か!しばらく乗ると、必死に掴まる腕が痛い。狭い山道をすごい速度でどんどん行きます。時々道の脇に茶屋らしき看板が見えますが、邀月茶坊の文字は見当たりません。腕が悲鳴を上げる中、誰も降りないまま結構走る。どこなんだろう、もう10分くらいはたったと思うけど。

 

そのうちに明らかに、バスは山を下り始め、ついには市街地に。明らかに乗り過ごしたね。

とりあえず乗っていてもしょうがないので、降りてみます。ここはどこ?

国立政治大学」というバス停。戻るしかない。周回するバスのようだったので、反対側のバス停で待ってみます。やってきました、猫空駅方面。さあ再チャレンジします。

今度は人に聞こうと、Google先生に頼る手段に。実は、同行の彼は、中国に半年いたことがあり、今回の旅行ではガイド役をお願いしています。(いつものヨーロッパ方面は私担当)

 

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この画面を彼に見せると、いや「鈴木茶坊」っておかしいでしょと使いません。確かに鈴木ではないよね。

目指せ猫空

台北初日、なんと気温は27°の予想。

眠くてぼーっとしているので、まずは猫空でのんびりお茶しようということにしました。なのでいきなりの遠足。メトロの果ての動物園駅まで。雰囲気はちょうど多摩動物公園

そこからロープウェイで猫空へ。

f:id:miomiumoon:20240303001415j:imageマオコンゴンドラ 動物園駅

ゴンドラで30分くらい、駅3つ目が猫空です。

そんなに混んでいなかったためか、1つのグループを1台づつに乗せていくので、2人でのんびり空の旅となりました。

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暑いくらいのゴンドラから見る景色は、日本の山の中のようですが、よく見るとちょっと熱帯的な色鮮やかな花が。ブーゲンビリアでしょうか。そして猫空に到着。

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あまりに暑かったので、駅近くにたくさんあるソフトクリーム屋さんでまずは冷たいものを。

ウーロン茶味、可愛い猫のビスケット付き。

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