台湾 バスバスたまにメトロ

2024年2月初台湾旅

故宮博物院でご飯

隅から隅までゆっくり観たので、お腹ぺこぺこ。 鼎泰豊でお昼にしようと思っていたけど、お腹が持ちません。

館内図を見ていると、レストランを発見!もう行くしかない。

オシャレで見晴らしの良い素敵なレストランが4階にありました。 三希堂です。

最近は海外の美術館でカフェに行くのがマイブーム、というか、いつもくたくたになるまで見るので空腹で倒れ込む感じなのですが、今回もふらふらになって辿り着きました。

いい感じの定食が美味しそう。お茶もいい。ちなみにお値段はかなりお高めでした。

 

3日目 もう最終日

台湾旅行も今日が最後。早すぎる。

今日は故宮博物館と、旅行会社でもらったバウチャーでタピオカミルクティーと、寧夏夜市と迪化街に行く予定。最終日に詰め込まれました。夜9時にホテルに迎えが来るので、それまで頑張るぞー

今日はバスでなく、地下鉄で最寄駅の士林へ。

駅を降りると早速看板がお出迎えします。

f:id:miomiumoon:20240410192621j:image

なんかユルキャラもいるぞ。

故宮博物院まではバスに乗ります。何路線かあるので、早くきたものに乗ればOK。

着いたのは巨大な門とその奥に聳える建物。スケールは大陸側と同じですね。

f:id:miomiumoon:20240410192903j:imagef:id:miomiumoon:20240410192907j:image

北京の故宮に行った時は、中がスッカスカで、いいものは全部台湾に持って行かれたらしいと聞いたので、期待が膨らみます。

ただ、ちょうど「はくさいの石」は出張中とのこと。

そして見始めると、すごいの連続!本当にすごいものはこっちに来ていたんだと実感しました。

f:id:miomiumoon:20240411130916j:image迎春の飾り

 

f:id:miomiumoon:20240411130943j:image小さい蓮華座に乗った仏様

f:id:miomiumoon:20240411131025j:imageこのピンク!

f:id:miomiumoon:20240411131040j:imageこのブルー グリーン♪

 

f:id:miomiumoon:20240411131117j:imagef:id:miomiumoon:20240411131125j:image

失敗したらやり直せるのかなあ

f:id:miomiumoon:20240411131153j:imageどこまでも続く小宇宙

f:id:miomiumoon:20240412161401j:imageかの有名な肉形石

 

清代宮廷の日常風景

f:id:miomiumoon:20240411131220j:imageガラスの碁石

f:id:miomiumoon:20240411131240j:image皇帝の部屋にはこのレベル

f:id:miomiumoon:20240411131316j:imageパリのオルセーを思い出す室内展示

 

展示品も素晴らしいのですが、展示方法や説明の仕方も素晴らしい!

f:id:miomiumoon:20240411131517j:image

f:id:miomiumoon:20240412155742j:image

立体の馬にプロジェクションマッピングでさまざまな模様が映し出される。

f:id:miomiumoon:20240412160106j:imagef:id:miomiumoon:20240412160112j:image

巻物の中の絵が動く。面白い!

 

 

 

 

名物を探す

あまりにも夜市が四方八方に広がっているので、ちょっとネットの力を借りて士林夜市の名物を食べに行きましょう。

見つけたのは、「鍾家原上海生煎包」

f:id:miomiumoon:20240401191506j:imagef:id:miomiumoon:20240401191516j:image

これはとにかく安い。1個16TWD!

f:id:miomiumoon:20240401191533j:image

味は肉まんとキャベツまんがあります。特にキャベツがとっても美味しい!

 

ぐるぐる回って、外側の通りに出ました。ここで何やら行列が。行列には並ぶべし。

f:id:miomiumoon:20240401193331j:image

「小鹿梅花糕」? 鉄の重そうな型にあんこや豆などを詰めて焼いています。これは美味しい予感。

f:id:miomiumoon:20240401193652j:imagef:id:miomiumoon:20240401193702j:image

色とりどりで綺麗な梅花型のもち米のお菓子です。中に入るあんが選べて、小豆、タロ芋、ゴマがあります。中のあんは熱々なので、要注意。

f:id:miomiumoon:20240401194234j:imageこれはかなり気に入りました。焼くのに時間がかかるので、行列はかなりの時間並びます。でも並ぶ間、作っている様子を見ているので飽きませんでした。1つ50TWD

f:id:miomiumoon:20240401195013j:image
士林市場の地下にある美食街は工事中でした。

デパートのフードコートのように綺麗に生まれ変わるらしい。

足も疲れたし、喉も渇いたので、コーヒーを飲みに行きます。台湾はエスプレッソベースでかなり美味しい。Googlemapで近くの良さげなお店を探して、駅の近くの路地の奥にあったのは「藍儂説」

f:id:miomiumoon:20240401195500j:imagef:id:miomiumoon:20240401195904j:image

黒糖ラテが名物のようですが、

f:id:miomiumoon:20240401200103j:imageこの1+1とは何だ?

f:id:miomiumoon:20240401195920j:image

エスプレッソとラテがワンセットになっている物でした。これ嬉しいかも。お味も良し。

やっと夜市!

1日目の夜は、疲れていけなくなってしまった夜市。ようやく今日こそは行きます。

向かったのは、一番大きいと言われる士林夜市。ちょっと早めの時間だったので、人出はまだそれほどでもありません。

まずはなんとなしに入ってみました。

f:id:miomiumoon:20240328115635j:image士林夜市地図 最寄駅は剣潭駅

クレーンゲームの並ぶゲームセンターやレディース物の洋服屋などが並ぶ道から、だんだん屋台が並び始め、夜市らしくなっていきます。

とりあえず、お腹が空いているので、何か食べよう。適当に目についたお店で購入。

f:id:miomiumoon:20240328121215j:image 地瓜球(サツマイモボール)

サクッとモチモチ、ほのかに甘くて美味しい❤️

一袋50TWD、7-8個くらい入ってました。

あまり調べず、適当に歩いて行くと、長蛇の列を発見。

f:id:miomiumoon:20240328120807j:image焼きエリンギです 燒烤杏鮑菇

f:id:miomiumoon:20240328121526j:image

f:id:miomiumoon:20240328120814j:image大きくて食べ応えあり

味付け2種類を選んで、一皿100NTD。クミンとローズ塩を選びました。

更に先に進むと、士林夜市の始まりの地「慈諴宮」へ。混み具合もいい感じになってきました。

f:id:miomiumoon:20240328123331j:imagef:id:miomiumoon:20240328122311j:image

ここは海の女神様媽祖様をお祀りしています。

f:id:miomiumoon:20240328122520j:imagef:id:miomiumoon:20240328122528j:imageとにかく派手

 

 

 

 

 

素直に電車に乗ればいいのに

北投温泉を後にして、お腹が空いたので、何か食べたい。そういえばバスで来た時、北投駅近くに市場のようなものがあったなあ。ということで、北投駅まで歩くことにしました。

お風呂の後ということもあって、暑すぎてTシャツ一枚でちょうどいいくらい。商店街を歩いていきます。

f:id:miomiumoon:20240323154459j:image

柴犬は台湾でも人気。思わず写真を撮ってしまいます。すると今度は大量の犬柄の何かが。

f:id:miomiumoon:20240323154709j:image

マスク?、ドリンクホルダーかな。お店に入ってみると、雑貨店ではなくてバックパッカー宿のロビーのようです。

可愛い黒柴柄もあったので、思わず購入。

f:id:miomiumoon:20240323155104j:imagef:id:miomiumoon:20240323155108j:image

しばらく歩くとクロックスのお店が。暑さにめげていたので、サンダルが欲しくて入ってみました。甲の部分が網目状の軽いサンダルを買って、すぐ履き替えました。あー足が軽い♪

その後市場につきましたが、もう午後なので食べ物屋は終わっていて目ぼしいものがありません。そろそろ夕方、もう夜市に行ってしまおう。北投駅に向かって歩き始めましたが、地図を見間違えたのかどうもおかしい。立ち止まってスマホを見ていると、荷物を持ったおばさまが話しかけてきました。道を教えてくれるらしい。

この二日間で分かったこと。台湾語と中国語は音が結構違うらしい。彼は少し中国にいたことがあるので、今回はガイドをお願いしていたのですが、通じていないことが多いのです。今回も、北投駅、火車(電車)と聞いたはずですが、

おばさまは荷物を置くと、坂道をどんどん先導して上がっていきます。そんな上に駅が?まさか新北投へ行こうとしてない?

そしてあそこだからとばかりに指を刺したのは、何やら大きなマンションのようなホテルのような建物。これは「火車」が「大厦」に聞こえてないかなあー

申し訳ないのでお礼を言って、とりあえずその建物に向かう。すると門番のような人が出てきたので、もう一度駅を訪ねると、言葉がわからないからともう一人呼んでくれて、今度は間違えないようにstationで聞いてみた。下って途中までもどって、右に曲がって左に曲がるとのこと。うーん、Google 先生と意見が違うね。

とりあえず北投駅に着くことができて、剣潭駅に向かいました。

 

 

北投温泉親水公園露天温泉で時間を忘れる

f:id:miomiumoon:20240322122016j:image

清掃時間が終わって、オープン。のんびりしていたので、もう13:30です。公園の中にあるこのお風呂は、水着を着用して入る混浴露天になります。入場料は1人40$、ヨーヨーカーも使えるようですが、この日はタッチしても反応せず、現金で払いました。水着に関する規定が厳しいと聞いていたので、昔買った競泳用の水着を持参。入場時に水着チェックがあります。

f:id:miomiumoon:20240322122739j:image

入場時に簡単な説明があり、水風呂に入る人は水泳キャップを被ること、湯船では立ったままではなく座ることなどの注意がありました。

階段を降りていくと、左側に鍵のかかるロッカー(有料)とトイレがあります。最初の着替えはトイレでしてしまった方が、足元が濡れていないし、便座の蓋をして台として使うことができるのでおすすめです。もし可能なら、ビーチサンダルのような替えの靴もあると便利。ハイカットのスニーカーを履いていたので、着替え後、ロッカーの上に置きました。お風呂の近くにも鍵のかからないロッカーがあるので、貴重品以外のタオルや着替えとかはそこまで持っていくと良いです。

お風呂は大きく分けて3段に分かれています。上の方が熱いので、下の湯船から入りましょう。

f:id:miomiumoon:20240322123634j:image

HPより https://pkl.gov.taipei/News_Content.aspx?n=43E05059FCC72525&sms=72544237BBE4C5F6&s=71A18173C4A4777D

下の湯船は38℃くらい。晴天下温泉プールのよう。近くのビルからはわりと丸見えで、ちょっと目隠しに、ヒラヒラキラキラしたガーランドのようなすだれが頭上に何列か張られています。

一番下の温度が物足りなくなってきたので、一つ上に移動。下より少し温かく気持ちいい温度です。

さらに一番上に行くと2つの浴槽があり、それぞれに温度計がついていました。約43℃と約45℃。結構な熱湯です。43℃の方は熱いながらも入れましたが、45℃の方はタンパク質の限界に近く、我慢して入ってもすぐに出なくては!となります。

良い天気でとても暖かなので、湯船から出ても寒いことはありません。周りの石に適当に座って休みます。見回すと、ほとんどが地元の方なのか、台湾人と思われる人々。年齢層は高めです。そこに混ざって数名の西洋の方たち。あまりグループできている人はいません。みなさん静かに湯船に浸かったり、周りで休んだり。

水着は、チェック時には❌と書かれていたようなものを着ている人も多くいました。ただ、裾が長くても、体に密着するようなスポーツタイプの水着でしたので、ヒラヒラするようなトランクス型だとダメかもしれません。持ってきた水着がダメだったり、そもそも水着を持っていない場合は、入り口で販売しています。

熱湯がきつかったので、下の湯船に移動すると体が慣れてしまったせいか、下段の湯ではぬるすぎて、中段で暖まり直しました。また周りの石で休んでは湯船に入るを繰り返し。ちなみに周りの石は、座れるようになっているわけではないので、崖の岩に座るような感じになります。ベンチは2つくらいしかありません。

何するわけでもなく、ぼーっとして、晴天の空を眺めているだけ。

2時間くらいはいたでしょうか。そろそろお腹も空いてきたので、出ることにしました。

湯船の向かい側に、シャワー室が並んでいるので、そこで着替えてしまいます。シャワーはもちろん冷水です。ちなみに浴槽の隣にもシャワーがありますが、こちらも冷水。

シャワー室なので、床は濡れているし、隣からシャワーが降ってくるので、着替えにはあまり適していませんね。どうにか着込んで、階段上のロッカーに靴を取りに。サンダルあるとほんと便利だけど。

温泉とちょっとの不便を堪能。

良かったところ、安い、気軽、異国情緒、混浴なので彼と一緒に入れる。1人だったらそんなに長くいられませんね。日本人はスパ施設に慣れていて、もっと快適さやお風呂のバリエーションを求めてしまうでしょう。そういう人にはあまり楽しめないかも。

 

 

どこかの温泉街かな

バスは順調に北投公園に到着。すぐに温泉に向かう前に、ちょっとお茶を飲んでから近くを散策しましょう。すぐ近くに新北投駅があります。

f:id:miomiumoon:20240321162456j:image

北投公園はまるで熱帯の森のよう。

f:id:miomiumoon:20240321162824j:image
f:id:miomiumoon:20240321162828j:image

その先には素敵な図書館が。

f:id:miomiumoon:20240321170048j:image

お湯の川に沿って歩いていくと、まるで日本のどこかの温泉街にいるようです。

f:id:miomiumoon:20240321162954j:image

その先に北投温泉はあるのですが、のんびりしていたせいで清掃時間になってしまいました。再開まで時間があるので、地熱谷という地獄谷のような場所に行ってみます。
f:id:miomiumoon:20240321162951j:image
f:id:miomiumoon:20240321162957j:image

白く湯気立つ谷はぐるっと回遊でき、途中に滝もありました。この辺りはいろいろ散策できる場所があるようなので、宿泊して楽しむのもいいかもしれません。近くには温泉ホテルがたくさんありました。日本の方は、北投親水露天公園の露天より、ホテルなどの日本式の温泉に行かれる方が多いようですね。

我々はそこはブレずに地元の方に混ざっての混浴露天一択で。といろいろ散策しているうちに時間がちょうど良くなりました。