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2024年2月初台湾旅

北投温泉親水公園露天温泉で時間を忘れる

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清掃時間が終わって、オープン。のんびりしていたので、もう13:30です。公園の中にあるこのお風呂は、水着を着用して入る混浴露天になります。入場料は1人40$、ヨーヨーカーも使えるようですが、この日はタッチしても反応せず、現金で払いました。水着に関する規定が厳しいと聞いていたので、昔買った競泳用の水着を持参。入場時に水着チェックがあります。

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入場時に簡単な説明があり、水風呂に入る人は水泳キャップを被ること、湯船では立ったままではなく座ることなどの注意がありました。

階段を降りていくと、左側に鍵のかかるロッカー(有料)とトイレがあります。最初の着替えはトイレでしてしまった方が、足元が濡れていないし、便座の蓋をして台として使うことができるのでおすすめです。もし可能なら、ビーチサンダルのような替えの靴もあると便利。ハイカットのスニーカーを履いていたので、着替え後、ロッカーの上に置きました。お風呂の近くにも鍵のかからないロッカーがあるので、貴重品以外のタオルや着替えとかはそこまで持っていくと良いです。

お風呂は大きく分けて3段に分かれています。上の方が熱いので、下の湯船から入りましょう。

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HPより https://pkl.gov.taipei/News_Content.aspx?n=43E05059FCC72525&sms=72544237BBE4C5F6&s=71A18173C4A4777D

下の湯船は38℃くらい。晴天下温泉プールのよう。近くのビルからはわりと丸見えで、ちょっと目隠しに、ヒラヒラキラキラしたガーランドのようなすだれが頭上に何列か張られています。

一番下の温度が物足りなくなってきたので、一つ上に移動。下より少し温かく気持ちいい温度です。

さらに一番上に行くと2つの浴槽があり、それぞれに温度計がついていました。約43℃と約45℃。結構な熱湯です。43℃の方は熱いながらも入れましたが、45℃の方はタンパク質の限界に近く、我慢して入ってもすぐに出なくては!となります。

良い天気でとても暖かなので、湯船から出ても寒いことはありません。周りの石に適当に座って休みます。見回すと、ほとんどが地元の方なのか、台湾人と思われる人々。年齢層は高めです。そこに混ざって数名の西洋の方たち。あまりグループできている人はいません。みなさん静かに湯船に浸かったり、周りで休んだり。

水着は、チェック時には❌と書かれていたようなものを着ている人も多くいました。ただ、裾が長くても、体に密着するようなスポーツタイプの水着でしたので、ヒラヒラするようなトランクス型だとダメかもしれません。持ってきた水着がダメだったり、そもそも水着を持っていない場合は、入り口で販売しています。

熱湯がきつかったので、下の湯船に移動すると体が慣れてしまったせいか、下段の湯ではぬるすぎて、中段で暖まり直しました。また周りの石で休んでは湯船に入るを繰り返し。ちなみに周りの石は、座れるようになっているわけではないので、崖の岩に座るような感じになります。ベンチは2つくらいしかありません。

何するわけでもなく、ぼーっとして、晴天の空を眺めているだけ。

2時間くらいはいたでしょうか。そろそろお腹も空いてきたので、出ることにしました。

湯船の向かい側に、シャワー室が並んでいるので、そこで着替えてしまいます。シャワーはもちろん冷水です。ちなみに浴槽の隣にもシャワーがありますが、こちらも冷水。

シャワー室なので、床は濡れているし、隣からシャワーが降ってくるので、着替えにはあまり適していませんね。どうにか着込んで、階段上のロッカーに靴を取りに。サンダルあるとほんと便利だけど。

温泉とちょっとの不便を堪能。

良かったところ、安い、気軽、異国情緒、混浴なので彼と一緒に入れる。1人だったらそんなに長くいられませんね。日本人はスパ施設に慣れていて、もっと快適さやお風呂のバリエーションを求めてしまうでしょう。そういう人にはあまり楽しめないかも。